純米吟醸　るみ子の酒

森喜酒造場の現専務である森喜るみ子氏が、「夏子の酒」を読み自身の境遇と重ねて感銘を受けたことをきっかけに、作者の尾瀬あきら氏やその紹介で出会った神亀酒造の小川原氏との交流が生まれました。その協力のもと出来上がった純米酒に尾瀬氏がラベルを描き、「るみ子の酒」が誕生しました。
「純米吟醸　るみ子の酒」はカジュアルに楽しめる純米吟醸酒として、飲み会の席やちょっとした手土産としてもおすすめの1本です。

原料米に山田錦と八反錦を使用し、控えめながらもほのかに香る山田錦らしいふわっとした米の香りと、スルスルと飲み飽きしない八反錦らしい味わいが調和したバランスの良さが特徴。やさしく微笑むラベルの女将のイメージと、しっかりとした芯のある味わいが良い意味でのギャップを感じられます。
冷やしても燗につけても、様々な表情で楽しめるので料理に合わせてお好きな飲み方でお楽しみください。

三重県伊賀市に蔵を構える森喜酒造場は「るみ子の酒」や「英～はなぶさ～」「RIE STYLE」など様々な銘柄の酒を醸していますが、そのどれもが純米酒で、蔵では1988年から醸造用アルコールを添加しない全量純米酒蔵として、米と麹、水だけで醸す手造りの「純米酒」のみを造っています。少量生産だからこそ出来る限り手をかけて、蔵人が本当に飲みたいと思う酒を追求して酒造りを続けています。