中尾醸造の創業は明治4年。「誠鏡」という銘柄で親しまれ、その名前に込められた「杯に注いだ酒の表情を鏡にたとえ、蔵人の誠の心を映し出してほしい」という意味は蔵人たちの心に刻まれ、現在まで酒造りに励んできました。
独自の酵母開発により発見した「リンゴ酵母」はフルーティーな芳香できれいな味の酒を造り上げました。全国新酒品評会で第一位を獲得以来、3年連続で皇室新年御用酒に選ばれるという快挙を達成し、この酵母の発明により「日本醸友会第一回技術功労賞」を受賞した功績を残しています。
人の手によるものが必要な時は人の手で、頭が必要な時は頭でより良い酒造りを目指し、誠心誠意丹精込めて酒づくりに励んでいます。