純米大吟醸　山桜桃　720ml

山桜桃と書いて「ゆすら」と読むこのお酒は茨城県の須藤本家という日本最古の蔵元にて造られたお酒。伝統を守りつつも、新しい感覚での酒造りを続け、この山桜桃のフルーティーで爽やかな味わいは、そんな蔵元の気持ちを表しています。
日本酒通の方たちが納得するインパクトある味わいなのは、無濾過だから。濾過をしないことで、よりできたてに近いお酒を味を感じられる1本です。

グラスに注ぐと自然で淡い黄金色。香りは青りんごのような爽やかなフレッシュさがふっと抜けていきます。トロりとした口当たり、スルリと滑るような飲み心地そして後味のちょっとした苦味が味をキリッと引きしめます。綺麗な味わいで優しく寄り添ってくれるのでゆっくり飲みたい時におすすめ。お刺身や酢の物、カプレーゼやさっぱりしたお肉料理と合いますよ。しっかり冷やしてお愉しみください。

須藤本家は平安時代末期には酒を造っていたと書記に記される880年もの歴史をもつ日本最古の酒蔵です。歴史的には全国で初めて生酒やひやおろしを販売するなど、日本酒の歴史において常にチャレンジと革新を起こしてきました。世界的に有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏からも高得点で讃えられています。
良い酒は良い米から、良い米は良い土から、良い土は良い水から、良い水は良い木から、良い木は良い酒へ。「酒・米・土・水・木」の家訓と共に、自然の循環系サイクル、尊厳の中、四季の移ろいを肌で感じながら酒造りをしています。