神亀　純米　720ml

埼玉を代表する銘柄「神亀」のスタンダード酒。純米酒の原点とも言える「お米の旨み、コク」が大切に表現されています。
2年以上の熟成を経て飲み頃になってから出荷されており、特に酸味と旨味が印象的。それでいて後味が残らずさらっと切れます。熟成によって生まれる深い味わいとたっぷりな旨味が一体となった蔵元のこだわり、想いが詰まった1本です。

日本酒ファンのあいだでは『神亀といえばお燗』といわれるほどお燗酒にするのがベスト。熟成によって濃醇な旨味とボリューム感がありながら、口の中でふわっと溶けてなくなるような味わい。キレ味が鋭いためクドさは感じさせません。
しみじみとした旨味は甘辛のタレを使った焼き鳥や、珍味、中華料理などと相性が良く、お料理とともに愉しむことでさらにこの味わいの虜になってしまいそうです。

神亀酒造は江戸時代の末期、嘉永元年（1848年）に、現在の埼玉県蓮田市に創業した老舗蔵。神亀酒造の蔵の裏手にある天神池には、「神の使いの亀」が棲むと伝えられていて、そこから「神亀」と名付けられました。
戦後の日本で初めて、造る酒すべてが「純米酒」という「全量純米蔵」に舵を切った先駆者的な存在。時間による熟成が加わることで、酒の味はさらに豊穣なものへと開花していきます。これからも、米の良さが伝わるような、じっくりと熟成させた豊かな味わいをお届けしていきます。