宗玄　純米　石川門　720ml

「石川独自の米で、石川でしか造れない酒を造る」という目標のもと、石川の酒造会社、米農家、農業研究者の協力で完成した酒米「石川門」。
2011年に世界農業遺産として認定された、能登で栽培した酒米と伏流水にて醸した「純米　石川門」は、能登の地の味わいをたっぷりと含んだ芯のある辛口酒です。めずらしい酒米のお酒を飲みたい方やすっきりした辛口で晩酌を楽しみたい方におすすめの1本です。

香りはそこまで主張せず、口に含むと優しい口当たりでふんわりと苦みや酸味を感じながらすっきりときれていきます。
味わいはさっぱりしていますが、宗玄らしいしっかりと芯のある旨みも感じられ、飲み飽きることなく、ついついおかわりの手が伸びてしまいます。イカの塩辛など、海鮮系かつちょっと癖のある料理と合わせれば一気にお酒も進むことでしょう。冷やしすぎずに飲むのがおすすめです。

石川県の珠洲市に蔵を構える宗玄酒造は、創業は江戸時代中期の1768年で、奥能登では最も古い酒蔵です。以来伝統を受け継ぎながら「一客再来」の言葉をモットーにお客様に喜ばれる酒造りを続けています。
能登流と呼ばれる昔ながらの酒造りに学びながらも、真似することなく自分自身の新たな酒造りを信条に醸しています。濃醇旨口でありながら、すっきりキレる後味の酒をお楽しみください。